<第1回:タノシニアン® 伴克子さま>認定インストラクターとの無料講習会に参加された方からの喜びの声

ユマニチュードキャラバン2023 好評開催中!

認定インストラクターとの無料講習会に参加された方からの喜びの声を取材しました。第1回は、2023年3月に受講された『タノシニアン®』というグループを主宰されている伴 克子さんです。

ユマニチュードを知った方、介護を終えた方から、優しさが伝わるケアの輪が広がっていく

『タノシニアン®』は、豊かな彩りある人生を送るシニアの方たち、およそ300人からなるグループで、毎月1回、様々な領域で活躍する方をゲストに招き、オンライン交流会を開催されています。デジタル庁からデジタル推進委員・デジタル推進呼びかけ員に70名が任命されるなど、多方面で活発な活動をされており、月次交流会の一つとしてユマニチュードキャラバンにお申し込みいただきました。

伴さん ユマニチュードについては、福岡市が先進的に取り組みをしていることを聞いており、以前から興味を持っていました。わたし自身がきちんと知りたいという思いがありましたし、タノシニアン®のメンバーにはシニアの方が多いので、認知症の方とのコミュニケーションやケアというテーマに対して、ひょっとしたら向き合うのが怖いって方もいらっしゃるかもしれないとも思ったのですが、まずは知ることが大切なので知って頂きたいとの思いで企画しました。

『実際にキャラバンを実施されて、「向き合うのが怖いかも」というのは杞憂であったと実感されたそうです。

伴さん まず、想定以上に当日の参加者が多くて驚きました。そして何より、ご自身に介護経験があり介護が終わった方たちが、ユマニチュードを知っていれば違ったかもしれないって思われた、ということが非常に印象的でした。わたしとしては、ご自身の介護を決して後悔して欲しくないと思うのですが、一方で、様々な思いを抱えていらっしゃることを受け止めなくてはとも思いました。

伴さんの受け止めを通じて、参加した方の中からは、「私は長年の介護を終えましたが、この感動&幸せの介護の技法を周りの人にも伝えたいと思います」「私は母の介護を終えた身ですが、長年の介護を思い出しながら(涙)…ユマニチュードの技術を知って使っていればもっと楽に介護ができたのではと思いました。現在、介護中の周りの人達に学んだ技法を伝えてあげたいなと思いました」など、前向きなメッセージが寄せられたと言います。
他にも、「暖かさを感じました。紹介された事例動画をみて涙が出てきました」「私の身内には介護する人はいませんが、自治会の方々が高齢化してるので役に立つことがあるのではと思ってます」「ユマニチュードはいずれ我が事になるかもと思いながら、家内とメモ取りながら観させて頂きました。大変有意義な話で、大いに参考になりました」などの感想をいただけたそうです。

伴さん 私自身、高齢の両親への接し方で、ちゃんと見たり、ゆっくり話したり、今までは適当だったところにも気を遣うようになりました。これからもユマニチュードの学びを深めていきたいと思いました。

実際に伴さんは、当学会主催のユマニチュードの実践力を身につける講座『市民・家族のためのユマニチュード認定サポーター準備講座・養成講座』を受講され、ユマニチュード認定サポーターとして登録し活動を開始されています。こうしてユマニチュードへの理解と共感の輪が広がり、実践できる方が増えていくことを心強く思います。



◆講座の情報はこちらからご確認いただけます

※次回の募集は10月実施分から再開の予定です

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